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肌のキメの乱れはたるみが始まるサイン?

肌のコラーゲンやエラスチンといった弾力成分が減少したり、劣化することで起こるのが肌のたるみ。実はこの肌のたるみですが、その兆候として肌のキメが悪化することがわかっています。


細かく整ったキメは美しく健康な肌の証といえるものですが、加齢や乾燥、肌あれによってキメの形状や大きさは不揃いになり、化粧ノリが悪くなるばかりでなく、見た目の印象も悪くなることが知られています。


キメの乱れについてよくいわれるのが「キメが流れる」と表現されるものがありますが、これはキメを形成する凸になった皮丘と凹んだ皮溝のうち、凹んだ皮溝が強くなることをいいます。


乾燥が原因でキメが流れているケースもあるんですが、25歳を過ぎればそれだけでなく、コラーゲンなどの繊維細胞の劣化や紫外線による破壊がはじまっており、真皮の構造が変化し始めている可能性があることも同時に頭にいれておかなくてはいけません。


最新のたるみ研究によると、たるみが現れてくる過程というものがあって、


(1) キメたるみ・・・頬の下あたり・毛穴がキメの流れに剃って引っ張られる
(2) 内周たるみ・・・ほうれい線や目の下がたるむ
(3) 全顔たるみ・・・フェイスラインや目尻がたるむ


まずキメが乱れて流れるということが起こり、それから顔の内側から外側へとたるみが広がっていくとのこと。この背景には当然、弾力繊維が加齢や紫外線の影響によって破壊と劣化が進むことが影響しています。


弾力繊維の話が出てきたので補足を加えると、皮丘(凸)の盛り上がりを支えるのが「オキシタラン繊維」というフィブリンやエラスチンで構成される縦向きの弾力繊維で、縦方向のバネの役割を果たしています。


縦方向に配列したオキシラタン線維がベッドのスプリングのように働き、肌の伸縮時に皮溝をスムーズに開閉させながら、皮丘を変形させずにしっかりと支えているため、キメが美しく整ってみえるんです。


(横方向の伸びを担っているのがエラウニン繊維で、皮溝(凹)部分を下から支えて横方向に伸びて皮膚の伸縮性を実現しています。)


たるみに大きく影響するのはこの2つの弾力繊維のうち縦方向の弾力を担う「オキシタラン繊維」で、この繊維は加齢とともに減ることがわかっています(資生堂の研究から)。結果として肌の厚みや伸縮性が維持できなくなるのできれいなキメを維持できなくなりますし、さらに時間が経過すればシワができ、ハリ・弾力のない肌になります。


キメの乱れが、シワやたるみが始まるサインというのはこういう理由があるからです。


「肌のキメが乱れだしたらどうしたらいいの?」という問いに対する答えとしては、オキシタラン繊維の成分であるエラスチンを摂取することでお肌のキメが細かくなります。


また、前出した資生堂は「オキシタラン線維」の産生を促進し減少を抑制する成分として、複合成分「Bリニューイングコンプレックス」を開発しており、「Bリニューイングコンプレックス」を配合した「資生堂 BOP アドバンスト リニューイングクリーム」という化粧品を販売しているのでそれを使ってみるのもいいかもしれません。


同じく肌のハリ・弾力に欠かせないコラーゲンもそうですが、オキシタラン繊維も紫外線によって変性して弾力を失い、硬くなっていくものなので、肌を紫外線から守ることも大切です。たるみ予防もUVケアは欠かせません。